中・高校生_新しい家庭科の教科書_資産形成や生活とお金に関する記述の追記

みなさんこんにちは。
あっという間に秋の装いになり、戸惑いを隠せない筆者です。
過ごしやすくなったものの、うだるような夏の暑さが恋しく感じてしまうのは、身勝手ですかね。

今回は、日本証券業協会 金融・証券教育支援センターからのメルマガ情報を共有したいと思います。

【中・高校生 新しい家庭科の教科書_資産形成や生活とお金に関する記述の追記】

Vol.184 2021/9/9
日本証券業協会 金融・証券教育支援センター

学習指導要領の改訂に伴い、全国の展示会で新しい家庭科の教科書が公開されたようです。  
改訂のポイントとしては、
①「コンテンツ(学習内容)」ベース から「コンピテンシー(資質・能力)」ベースへの転換
②「深い学び」の鍵として、教育と社会をつなぐ 教科独自の「見方・考え方」(家庭科は、生活の営みに係る見方・考え方)を働かせることの明記
③学校種に応じた生活の「空間軸・時間軸」という新たな視点の提示
④高校家 庭科・内容 C で「預貯金、民間保険、株式、債券、投資信託等」と直接金融の具体的な金融商品名が示され、かつ、そのメリット・デメリット、資産形成の視点に触れる

という点が新たに設けられた模様です。

具体例で言うと、 社会人になった際の給与明細や高校生にもなじみのあるアルバイトの給与明細を示した教科書などもあり、高校生にとって、社会人の給与明細がグッと身近なものになるように作成されているようです。

ただ、教科書によっても扱う内容はマチマチな所が課題となっているようです。
日本証券業協会 金融・証券教育支援センターが示しているように、
学習指導要領が示した「空間軸」や「時間軸」のポイントを意識して、
 学習指導要領が示した「空間軸」や「時間軸」のポイントを意識して、 「預貯金、民間保険、株式、債券、投資信託等」について、単に儲かる・損をするといった損得勘定の話に終始することなく、預けた・投資したお金が「私・家 庭」や「現在の生活」を超え、地域、社会や「生涯を見通した生活」にどのように関わっていくのかという、生活全体の環境を明確に意識した授業を展開することが重要 となってきます。

気になる方はこちらから
https://www.jsda.or.jp/gakusyu/edu/web_curriculum/images/mailmagazine/Vol.184_20210909.pdf

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