こんにちは。
本日はHSBC香港にて口座を開設したけれども活用しなかった場合、何が起こってしまうのかについてご紹介したいと思います。
HSBC香港_口座を長期間使用しない場合のリスクについて
HSBC香港に口座を開設したものの、何らかの原因で口座が凍結/ロックや一部サービスが停止されてしまう事があります。
理由としては、
・ATMカードの不具合
・インターネットバンキングのログイン時、3回以上パスワードを誤入力
・口座残高不足
・長期間不使用
・海外引き出しロックの解除し忘れる
など様々あります。
その中でも多いのが、 口座開設後24ヶ月=2年間お金の移動が全くなく、休眠/静止口座とみなされ凍結されてしまう ことです。
日本の銀行口座とは異なり、HSBC香港の口座はある一定期間に利用実績がないと自動的に休眠口座・凍結口座になるリスクがあります。
口座の休眠・凍結の特徴は、以下の場合に該当します。
●休眠口座(Dormant)
休眠口座の特徴
使用されていなかった期間:12ヶ月
ATMでの残高照会:可能
インターネットバンキングからの残高照会:可能
12ヶ月の間口座の利用がない状態が続くと、機能の一部が停止されます。
ただ、まだこの状態ではインターネットバンキングやATMからの普通預金残高の照会は可能です。
※なお、Personal口座の場合は休眠なしで直接凍結口座になると言われております。
●凍結口座(Unclaim)
凍結口座の特徴
使用されていなかった期間:24ヶ月
ATMでの残高照会:不可
インターネットバンキングからの残高照会:不可
さらに24ヶ月の間利用がない場合、ほぼすべての機能が停止されます。
この状態では、残高照会も不可能になります。
最終的には、口座閉鎖の1か月前にHSBC銀行から書面による通知が届きます。
口座の状況を確認する方法
口座が凍結しているか否かを確認するには、
● 口座残高が照会できるかどうか
● ATMから現金が引き出せるかどうか
を確認してみましょう。
もしも口座が凍結されている場合、
●残高欄に「HKD Saving Balance Not Available」と表示される
●ATMから現金を引き出せない
となります。
そのまま口座を放置してしたままにしてしまい、HSBC香港側が口座保有者と連絡が長期間取れない状態にあると判断されていまうと、口座が強制的に閉鎖されてしまうこともあります。
もし強制閉鎖をされてしまいますとブラックリストに名前が載ってしまい、 再びHSBC香港で自分名義の口座開設が出来なくなります。
そのため、HSBC香港に口座を開設された場合、
最低でも2年に一度は、
●残高照会、両替、口座間の資金移動を行う
●UnionPayをデビットカードとして利用
●セブン銀行やゆうちょ銀行などのATMから出金する
等のアクションをする必要があります。
今一度ご自身の口座の状態を確認頂き、休眠/凍結口座となってしまわぬようご注意ください。